Yahoo!ニュース - 河北新報 - 少年非行防止アシスト 岩手県立大生がボランティア結成

 悪質化、低年齢化する少年非行を抑止しようと、岩手県立大(滝沢村)の学生22人がボランティアチーム「ASSIST(アシスト)」を結成した。大学がある盛岡西署管内で、チラシ配りや子供会と合同の地域清掃などを行う。
 チーム結成は今年8月、県警の少年補導員を委嘱されている3人の学生が学内に呼び掛けて実現した。今月2日に発足式を行い、そろいの黄色いウインドブレーカー姿で、JR盛岡駅前で非行防止を呼び掛けるチラシを配った。
 チーム名はサッカーのアシストにちなむ。「少年たちと同じフィールドに立ち、犯罪の誘惑に勝つための的確なパスを出す」という思いが込められている。
 代表で同大大学院研究生の清水千尋さん(23)は以前、アルバイト先のスーパーで、中高生の万引を目撃したとき、憤りを感じた。宮城県で非行防止を考える学生団体「ポラリス宮城」の存在を知り、岩手にも必要と考えたという。
 岩手県内の2004年度の非行少年検挙数は、1万3838人で、前年度比11人の微増だったが、盛岡西署管内は前年度から220人も増えて2502人に上った。特に深夜徘徊(はいかい)などの不良行為が12%も増加した。
 清水さんは「少年犯罪をなくすには、地域内で大人と子どもがコミュニケーションをとることが大事だと思う。警察、学校、地域をつなぐコネクターになりたい」と意欲を見せる。
(河北新報) - 11月12日7時7分更新