先日開催された平成28年度関東地方BBS連盟会員研修会に参加された、新潟大学の後藤さんよりレポートをいただきました。

IMG_20161023_08523610月の22日23日に高崎市労使会館で行われた関東地方BBS連盟会員研修会に参加させていただきました。

今回の研修は二部構成になっており、第一部は国立重度知的障害者総合施設のぞみの園で勤務なされている有賀道生医師から「発達障がいを持った少年に対する関わり方」に関してにご講演を賜りました。第二部は『「聞く」から「聴く」へ』をテーマに傾聴の重要性を学ぶ参加型の研修が行われました。

レクリエーションのような内容で他県のBBS会員と親睦を深めながら傾聴の技術を学ぶ第二部も非常に勉強になりましたが、それ以上に、私は第一部の有賀医師のお話がとても印象的で学ぶことが多かったです。

有賀医師からは、発達障がいを持つ子供たちがどのようなことを考え悩んでいるかといった話題から、その子供たちにどのように物事を伝えていくべきなのか、しかり方やほめ方など具体的な例を挙げてご説明いただきました。

IMG_20161022_130626現場で働く方のお話はとても説得力のあるものでした。子供たちが友人関係や家族関係、勉強、自身の運動機能など様々なことで脳内が飽和状態になっていること。そのために、外部からのアドバイスや指示を受け取ることができなくなっており、鬱状態になってしまったり、時には自傷他害の恐れが生じてしまうとの話を聞き、いかに自分が加害者少年または非行少年の表面的な行為しか見ていなかったのか反省させられました。私たちに必要なのは想像することだと思います。非行・犯罪行為そのものだけに着目して彼らを責めることは大変楽なことですが、彼らを支援しようとする私たちは、彼らの行動の原因まで想像してそれらを受け止める姿勢でいることが大切なのではないでしょうか。

最後になりますが、今回の研修もとても有意義なものとなりました。研修に携わった方々に心より感謝申し上げます。
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